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Doctor Who : Remembrance of the Daleks

 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

Doctor Who: Remembrance of the Daleks: 50th Anniversary Edition

Doctor Who: Remembrance of the Daleks: 50th Anniversary Edition

 

あらすじ

1963年のコール・ヒル高校にエースと共にやってきたドクター。この頃、ダーレクの侵略が密やかにはじまっていたが、対応に追われるUNITはこれが地球外生命からの攻撃であるとは認識していなかった。

 

ドクターはかつて自分がこの時代を訪れた時においてきた“オメガの手”を回収しようと計画を立てていたが、それが正しいことなのか次第に自信が揺らいでくる。

 

感想

衝撃。それが読み終わった時まず感じたことだ。ドクターはここでダーレクを一掃していたとは。スカロの太陽を”オメガの手“で超新星化してしまう。スカロもスカロに戻ったダーレクは皆それに巻き込まれ殲滅した。逃れたのはダヴロスだ。ダヴロスを逃したためにまたダーレクとの終わりなき戦いにドクターは直面することになるがそれはまた後の話だ。

ダーレクを罠にかけるためにドクターはその仕込みを1st時から始めている。スカロに誤ってターディスで飛んでしまった後のことになるはずで、スーザンがいるのでダーレクに侵攻された地球に行く前の間ということになる。これがギャリフレイからの命令によるものだったのか、ドクター独自判断での行動だったのか。全ては自分が始めたことと言っているので、おそらくは自分の考えではじめたことと言えるだろう。1stの頃のドクターは地球にさしたる愛着を持ってはいなかったので、地球で罠を仕掛けたのはわからないでもないが、ギャリフレイの命令でダーレクの誕生の歴史を変えようとした時、”その権利が自分にあるのか?“苦悩し、結局そうせずにいられたことのホッとしていたことを思えば、惑星ごと種族を滅ぼすというのは相当な決断だ。全てが終わったあともドクターは自分のやったことを正当化することは出来ずにいる。ダヴロスやダーレクがドクターを大量殺人者と責めるのも道理だ。

ドクターの時間軸でいけばこのあとタイム・ウォーが起こり今度はダーレクを倒すためにギャリフレイごと吹っ飛ばそうと思いつめるまでになるのだから、ドクターの業は深い。ドクターがいうドクター自身の“闇”。炎のように激しく、氷のように冷たい。その意味をこのエピソードでようやく理解できた気がした。

 もう一つ気になったのが、”オメガの手”に纏わるエピソードとして過去のギャリフレイのシーンがあるラシロンとオメガともう1人、”the other"としか表現されていないのだが、年齢的にまさかドクターということではないのだろうと思いつつも.....。もっとも小説のなかのことだけなので、TVに反映されることはないだろうが気になる。

 

Doctor: I think I might have miscalculated. 

 

Doctor: Did you really think I’d let you have the Hand of Omega?

Davros: Do not do this, I beg you.

Doctor: Nothing can stop it now.

Davros: Have pity on me.

Doctor: I have pity for you. Goodbye, Davros, it hasn't been pleasant.

 

 ”It was strange, this impulse among organic intelligence to turn themselves into machines and ape the form and mannerisms of robots. Daleks, Cybermen, and Sontarans all sought perfection, but what did they find in the end? In the end, they found nothing— nothing at all."

 

Doctor: I have annihilated the entire Dalek species.

 

“The commonality of mind and purpose that is the Dalek race. The isolation and loneliness that is the human being.”

 

“From nothing you came to nothing you aspired, to nothing you went.

 Doctor: Ashes to ashes, dust to dust.

 May you rest in pieces forever.”

 

Ace: We did good, didn’t we?

The Doctor: Perhaps. Time will tell — it always does.

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