ドクター・フーで英語の壁殴り中

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Doctor Who : The Shadows of Avalon

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Doctor Who: Shadows Of Avalon

Doctor Who: Shadows Of Avalon

 

 あらすじ

演習中、核弾頭を搭載した空軍機が突如行方不明となる。程なく空軍機とパイロットは戻ってくるが、核弾頭が消えており、パイロットには行方不明となっていた期間の記憶がなかった。事態の異常さから、アリステア・ゴードン・レスブリッジ・スチュワート准将が捜査を担当することに。しかし、アリステアは最愛の妻を失った悲しみからまったく立ち直っておらず、ひそかに死に場所を探しているような状態だった。

 

そんな折、アリステアは空軍機が消失した現場で迎えがくるのを待っている少女とであう。コンパッションだ。コンパッションは地球でドクターから与えられた8つの課題をこなし、ドクターとの待ち合わせ場所で、最後に残った課題である”詩”をかきあげたところだった。ところがターディスが現れたかと思うと空中で大爆発を起こしてしまう。

 

感想

ドクターがこよなく愛するターディス Type40が破壊され、ドクターはフィズとコンパッションと共にアバロンという異次元の世界に飛ばされてしまう。その異次元とイギリスが繋がってしまったことで、アバロンの戦争に英国軍が干渉し、戦争が泥沼化。そのことでドクターとアリステアは仲違いしてしまう。しかも事件の背後にギャリフレィが関わっており、その指揮をとっているのがかつての旅の仲間であるロマーナで、さらには歴史に積極的に干渉すべきという思想を持つ過激派のタイムロードの暗躍もあり、ドクターはどんどんと孤独に追い詰められていき、あげくに未来に起こる戦争に備えるためという理由でコンパッションの命を奪われてしまう。アバロンでの戦争はどうにかおさめることができたものの、ドクターとフィズはタイムロードからの逃避行を強いられることとなり、先行きはますます暗そうだ。

アバロンのシーンは登場人物の多さと似た名前に途中で誰がどちら側だったかこんがらがってきたりもしたが、アリステアの心情やドクターの心情も丁寧に描かれていたので精神的に辛いながらも、珠玉と思えるいくつかの名シーンや名セリフにほろりとさせられたり、グッと熱くなったりで8thドクターシリーズの中でも読み応えがあったと思う。加えて、この後の"The Ancestor Cell"への前哨戦ともいえる話だったので読めてよかった。

 

_φ(・_・

 Doctor: You're hugging me.You're happy to see me! 

 

The Doctor was alive. That meant freedom, hope, maybe even a happy ending, somewhere down the line.

Fiz: Doctor, you don’t know how glad I am to see you!

Doctor: Everything’s going to be all right. I’m back.

 

Fiz: Are you really telling me that you're prepared to go on the run from your own people in this "stolen TARDIS"?

Doctor: Why not? After all...It's worked before!

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