ドクター・フーで英語の壁殴り中

英国のSFドラマ”Doctor Who”の小説やオーディオドラマを攻略中

Doctor Who : ColdHeart 

私の好み度: ⭐️⭐️⭐️/5 

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あらすじ

ギャリフレイの追っ手から逃れるため目的地をランダマイザーまかせにターディスで飛んだドクターとフィズとコンパッション。到着し、外に出るとそこは洞窟だった。いつの時代でどこの星なのかもまったく見当がつかない。

 

遠くから悲鳴が聞こえた気がし、とりあえずそちらへ向かっていく3人。途中でコウモリのような生命体と遭遇し、フィズは足を噛まれてしまう。一刻も早く手当しなければ失血死してしまう恐れがあったが幸運にも、この星に住むブレバスに助けられ、この星の都市バクタンに招待される。洞窟をでると砂漠が広がっており、岩山を利用してつくられた都市でなければ生活できない環境だ。途中でスライマーという反政府運動者の抗議活動に巻き込まれるが、無事バクタンに到着する。バクタンに住む人々が忌み嫌うスライマーが、突然発症した病気と知り、ドクターは原因を探るため再び洞窟に降りていく。フィズはバクタンで手厚い看護を受けるが自分の身の回りを世話してくれる少女が名前すらも与えられない奴隷と知り、バクタンのあり方に疑問を持つ。コンパッションはターディスとしての自分と人間だった頃の自分の変化に戸惑っていた。

 

感想

バクタンを蝕む寄生虫の脅威を取り除こうとする戦いに捨て身で取り組むドクターのことを昔のターディスを失ったショックのせいで自殺願望に囚われているのではないかと心配するフィズ。ターディスとなり人間らしさを急速に失っていく自分に慣れないコンパッション。ドクターもターディスとなったコンパッションとの距離の取り方にまだ戸惑っている。ドクターの自殺願望はフィズの杞憂にすぎなかったけれど、今回のドクターは身体的には相当ボロボロ。もっとも精神的には安定していたので、ドクターが出てくれば事態が好転すると比較的安心して読み進められた。寄生虫話は結構ホラー。話してわかる相手ではないので、食われるか食い止められるかのやりとりはハラハラした。宇宙からこんなものが飛来したらとんでもないなぁと。ラストは珍しく清々しく希望を持てる終わり方でよかった。

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