ドクター・フーで英語の壁殴り中

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Doctor Who : The Fires of Vulcan

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

Main Range 12: The Fires of Vulcan (Unabridged)

Main Range 12: The Fires of Vulcan (Unabridged)

 

あらすじ

Part1
ドクターとメルはAD79年8月23日のポンペイに到着。ターディスの到着を目撃してしまった若者ティブナスに日付けをきいてドクターの様子がおかしくなる。

 メルはドクターがここに止まりたくないのかと尋ねるが、ドクターはメルに決断を委ねる。メルはせっかくなので少し散策することを選ぶ。街を歩いているとメルは何者かに付けられていると感じる。メルの服装が人目を引くので目立たないところに行こうとするが、この時代で使えるお金がない。ドクターはグラディエーターたちがダイスで賭け事をしているのを見つけ参加する。賭けに勝ちお金を儲けたドクターはメルにこの時代に合う服を買いに行くよういう。メルはアグレに案内され買い物に出かける。しかしヴェスヴィオ火山が噴煙をあげtたかと思うと大きな地震が街を襲う。メルとドクターはターディスでポンペイを去ることにすりが、ターディスは地震で崩れた建物の瓦礫に埋もれてしまっていた。

Part2
ドクターは5番目の身体の時にUNITからポンペイの遺跡でターディスを発見したという報告を受けていた。ただ、ドクターは自分の未来を知りすぎたくないと思い、その時には発掘されたターディスを見なかった。そしてここに着くまでそのことを忘れてしまっていた。この先、2000年経過しないと誰もターディスを見ることはないとドクターに聞かされ、メルは衝撃を受ける。ドクターはこれが自分最後だと諦めモードだがメルはこのまま諦める気はなかった。
その頃、女神アイシスのメッセンジャーがポンペイにいるという噂に、アイシスの神殿を建てた権力者が動揺していた。真偽を問うためその噂のメッセンジャーを見つけようとする。メルが探しものをしているときき、アグレは困った時は助けてくれるとアイシスの神殿に連れて行く。神殿ではちょうど生贄を捧げる儀式の最中だった。メルは儀式を見てられなくて去ろうとしたが、神殿のポピディウスにディナーに誘われる。メルとドクターはポピディウスとイマキュアとディナーを共にするが、イマキュアはドクターとメルがアイシスの使いかどうかの真偽を執拗に追求され、2人は探し物を手伝うというオファーも断り去る。ドクターはメルをポンペイから遠ざけようとするがメルは聞かない。そこにイマキュアはメルに窃盗の罪をきせ逮捕し、連れ去ってしまう。

Part3
ドクターはメルを助けるためアグレに協力を求める。その頃、ポプディウスがメルに助けたいので信用して全て正直に話して欲しいと言ってくる。メルはポプディウスが自分が窃盗していないことを認めてくれたので信用する気にはなるが、これからポンペイに起こることを話すことはためらう。ドクターはメルを助けるため牢に忍び込むがポプディウスと出くわしてしまう。ドクターは催眠術でポプディウスを眠らせ、メルとともに逃げ出す。ドクターはメルにアグレを連れてポンペイを離れるように言う。メルはいやがるが、ドクターはターディスを取り戻して必ず迎えにいくからと強引に説得して、2人を行かせる。しかし、街の門が開くのを待っている間に警備兵にメルとアグレは捕まってしまう。メルはポプディウスに助けを求める。

Part4
ドクターがグラディエーターから決闘を強いられている頃、ターディスのありかを突き止めたメル。しかし、既に噴火の時が目前に迫っていた。

 

感想
ポンペイに到着して以降、これが最期とドクターが諦めモードだったので、ここで終わらないことはわかっていてもどうやって切り抜けるのかと最後の最後までハラハラさせられた。特に最終章は巨大な災害に見舞われた登場人物がそれぞれの信念やこだわりで運命を左右していく重大な決断を下して行く。大災害の前にそれらのこだわりはひどくちっぽけで、無意味なものに感じられ、どうしようもなく悲しくなってくるが、こういったことを繰り返しながらもたくましく生き延び、悲喜こもごもの営みが続いていることに純粋に感動を覚える。ドクターもメルとの約束を守ることにこだわったおかげで、ずっと見えなかった答えを見つけることができた。非力なようで人の想いの持つパワーはやっぱりすごいと思えるのも嬉しい。

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