ドクター・フーで英語の壁殴り中

英国のSFドラマ”Doctor Who”の小説やオーディオドラマを攻略中

Doctor Who : The Stone of Venice

8代目ドクター、ポール・マッギャン(Paul McGann)主演。

Main Range 18: The Stones of Venice (Unabridged)

Main Range 18: The Stones of Venice (Unabridged)

 

あらすじ
Part1

命からがら逃げるはめになっているドクターとチャーリー。ようやくターディスにたどり着くと、危ない目にあってばかりと愚痴るチャーリーに今度こそ楽しめるとヴェニスに連れて行く。

 ところがターディスが到着した未来のヴェニスは明日水の中に水没するため、最後の宴が繰り広げられているところだった。しかもドクターとチャーリーが出会ったミス・ラヴィッシュによるとヴェニスが沈むのは呪いのせいだという。チャーリーはそんな場面に居合わせたくないと嘆くが、ドクターとゴンドラに乗り、それでもヴェニスは美しい、来てよかったと気持ちを変える。ドクターの希望で美術館を訪れた二人。キュレーターのチャーチウェルのことをドクターは知っているようだった。ドクターはコレクションも水没する運命にあるときき、ターディスで救済したがる。絵に興味のなかったチャーリーはこっそり抜け出し、ゴンドラの漕ぎ手ピエトロに街を案内してもらう。ドクターはチャーチウェルからコレクションの主オルシノ伯爵が100年前に亡くなったヴェニスの女王エステラが明日復活すると信じているという話をきく。そもそも水没も女王が恋に破れた呪いのせいだとも。呪いを信じないドクター。チャーリーがいないことに気がつき慌てて探しに美術館の外へ。コレクションを救済してもらいたいチャーチウェルもドクターに同行する。日も暮れる頃、チャーリーはピエトロにヴェニスの女王エステラに成り済ますよう迫られる。その頃、ドクターとチャーチウェルはエステラの復活を信じるカルト集団に捕らえられる。

 Part2

カルト集団に監禁されたドクターとチャーチウェル。カルト集団の狙いはエステラ復活必要と信じられているポートレートだとチャーチウェルは予測。しかし、ポートレートは存在しない。ドクターとチャーチウェルは脱出を試みる。その頃チャーリーはピエトロに薬を飲まされ、エステラになりすましてオルシノ伯爵に結婚を申し込むよう説得される。薬によって自分の意思で身体を動かせないチャーリーに断る術はなかった。。宴会中のオルシノ伯爵の前に連れていかれたチャーリー。ピエトロに促されるとエステラとしての言葉がスラスラと口からついてでる。ドクターとチャーチウェルは脱出しようと地下道を進む中、黄金の棺を発見する。エステラの棺と推測し、蓋をあけるが中身は装飾品のみだった。しかし、カルト集団に見つかってしまい、死かポートレートを渡すか選べと脅され、ドクターはポートレートの元に案内することを選ぶ。一方、オルシノにエステラの生まれ変わりと信じさせることに成功したチャーリーは結婚式の準備のためピエトロと共にエステラの屋敷へ。同じくエステラの屋敷を目指していたドクター達は途中で水の中から現れた化け物に襲われる。

 Part3

ピエトロの身勝手さに腹をててたチャーリー。これ以上、協力する気はないと伯爵の屋敷を去ろうとする。ピエトロとミス・ラビッシュもついてくる。そのころ宴会場のオルシノ伯爵の元にドクターとチャーチウェルがカルト集団のメンバーと共に訪れる。エステラの棺について伯爵に話し、棺とポートレートを交換するように交渉しようとするが、伯爵はなかなか耳を貸さない。しかし、チャーチウェルの証言から棺の話を信じ、棺をみたがる。しかし、ポートレートは知らないと言い張る伯爵。ドクターは伯爵の美術コレクションは地球外のものと指摘。その時、チャーリーがエステラの生まれ変わりとして現れ、面食らうドクター。伯爵とともに全員でエステラの棺を見に行くことに。ドクターとチャーリーは逸れていた間のお互いの状況をアップデートしあう。チャーリーは面倒に巻き込まれたことで、そもそもホリデーと言いながらここに連れてきたドクターに腹を立てていた。エステラの棺の間についた時、ドクターとチャーリーはピエトロの機転で逃げ出す。しかしゴンドリアンが攻めてくるのを見て、再び棺の元に戻る。ドクターは棺を開けるのを止めようとするが...。

 Part4 

棺をあけたことでヴェニスが沈みだす。ゴンドリアンの暴走も止まらずヴェニスの外は阿鼻叫喚に陥る。ドクターは伯爵にエステラのポートレートが街を救う鍵になるかもしれないといい、伯爵はついにエステラからポートレートを受け取ったことを告白。全員で屋敷に急ぐ。そこで待ち構えていたのはミス・ラヴィッシュだった。

 

感想

劇場のお芝居の録音を聴いているのかと思うぐらいにドラマチックに展開する。沈みゆくヴェニスの雰囲気にあっていて聴いても楽しいのだが、肝心のクライマックスでテンポが停滞してしまう。”異星人と人間の100年の恋“という設定にやや酔いすぎの感が否めず、伯爵のせっかくの盛り上がりもくどいだけのように感じられ残念だ。終わってみれば、チャーリーのなりすましエピソードも無駄とというか意味がなかったし。そのせいで伯爵の純愛の純度がかえって霞んでしまったような。伯爵がしゃべりすぎだったのが敗因かも。あとはチャーリーがやたらと見捨てられたとドクターに怒るのだが、そもそも美術鑑賞に飽きてドクターを見捨てたのは彼女の方なのになぁとドクターを弁護したくなる。とはいえ、ドクターとチャーリーのバンターは悪くない。せっかくのドラマチック設定だったのにカタルシスが味わえなくて残念だ。

 

私の好み度:⭐️⭐️⭐️/5

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