ドクター・フーで英語の壁殴り中

英国のSFドラマ”Doctor Who”の小説やオーディオドラマを攻略中

Doctor Who : The Time of The Daleks

8代目ドクター、ポール・マッギャン(Paul McGann)主演。

Main Range 32: The Time of the Daleks (Unabridged)

Main Range 32: The Time of the Daleks (Unabridged)

 

あらすじ

Part1

タイムヴォルテックスに突然生じたタイムウェーブの影響で航行していた針路からターディスが弾き飛ばされる。原因を突き止めようと色々調べながらチャーリーと言葉を交わしていると、ドクターはチャーリーがシェイクスピアを全く知らないときき衝撃を受ける。

 

 しかもベンジョンソンなどの同時代の劇作家の名前は知っているにもかかわらず、シェイクスピアについてはまったく聞いたこともないというチャーリーにドクターは以前、オーソン・ウエルズもシェイクスピアを知らないと言ってたことを思い出し不審に思う。タイムウェーブが生じる原因となった時間の裂け目が21世紀から1572年にかけて生じていることを知ったドクターは21世紀にターディスを向かわせ、チャーリーの記憶にシェイクスピアが存在しないわけを探ることにする。ターディスが到着したのはヨーロッパ戦争を生き抜いたニュー・ブリテン。外にでた途端にドクターは来訪予定のヘイスティングという人物に勘違いされ、レーマン大佐の元に通される。驚いたことにここでもシェイクスピアが人々の記憶から急速に消えていくという現象が起こっていた。レーマン大佐も人々の記憶からシェイクスピアの存在が消えていく事態を深刻に受け止め選挙を延期し、タイムマシンの研究をオスリック教授に行なわせていた。オスリックは鏡に映る世界は反射によって見えている過去の世界というセオリーから鏡に過去の世界を映し出し、さらには鏡に映った過去の世界に通じる入り口を開くことができるのではないかと考えていた。まずは過去を映す実験として今夜ジュリアス・シーザーの初演を鏡に映す実験をする予定だった。セオリー通りに動かすには課題が多すぎ不可能と反論するドクターに、オスリックとレーマンは鏡の中から現れた存在が技術提供とシェイクスピアを取り戻す手伝いをしてくれるというが、協力者として現れたのがダーレクだった。ドクターはタイムマシンの実験を止めようとするが強行されてしまう。マシンが起動すると時間の裂け目が出現し、その中からダーレクの一団が現れる。

Part2

ダーレクとレーマンは宇宙船を修理するための場所と道具を借りる代わりに、人々の記憶からシェイクスピアの存在が薄れていく現象を食い止める手伝をするという取り決めを交わしていた。宇宙船の修理が終わればそのまままっすぐスカロ星に戻るというダーレク。宇宙船の修理に必要な安定装置をつくるよう命じられたドクターはとりあえずそのまま手伝うふりをする。ドクターは安定装置を作るために必要とチャーリーとヴィオラを連れて図書館にこもる。ダーレク軍が施設の警備の全てを取り仕切ることになりフェドナンド少佐はダーレクとレーマンの協力関係に疑念を抱きはじめる。ヴィオラはレーマンの姪でダーレクは信用できないと進言したがとりあってもらえなかったとドクターに打ち明ける。ドクターはダーレクがいかに恐ろしい種属かヴィオラとチャーリーに説明。しかしダーレクがこの時代とシェイクスピアにこだわる理由がわからないとドクター。シェイクスピアが人々の記憶から消えつつある原因がレーマンとダーレクのタイムマシン実験にあると睨んでクーデターを起こし、シェイクスピアを取り戻そうとしていた反乱分子プリストイとホートと協力関係にあったヴィオラはダーレクの危険さを警告しようとするが、通信中にダーレクに見つかってしまう。処刑されそうなところをヴィオラはマスター・クロックを作動させ鏡を通じてチャーリーと共に1572年に逃げる。マスター・クロックか安定装置がなければタイムマシンは作動しない。マスター・クロックをヴィオラが持って行ってしまったため、ダーレクはドクターに安定装置の作成を急かす。ドクターは協力すると見せかけて、フェドナンドと別室の鏡からチャーリー達の後を追う。1572年でもダーレクを目撃したヴィオラとチャーリー。2人はダーレクが歴史を変えつつあると気がつく。

 Part3

反乱分子とダーレクが衝突。チャーリーが負傷してしまう。1572年に逃れた反乱分子をダーレクの攻撃隊が追おうとするが鏡のタイムマシンが作動しない。銃撃戦の最中マスター・クロックにも被弾したためだ。ダーレクは修理するようチャーリーの命を盾にドクターに強要する。ドクターは従うふりをするが、そもそもマスター・クロックがなぜ作動するのかドクターはまだ解明できていなかった。一方、過去に逃れた反乱分子のメンバーもシェイクスピアを忘れ始める。歴史が本格的に変わり始めていることに反乱分子は焦り始める。ドクターはキッチンから持ってこさせたサンドウィッチを包んでいたホイルの反射を利用して過去に逃れた反乱分子のメンバーと合流しようとするが、ヴィオラとフェドナンドが移動したところでダーレクに気づかれ、ドクターとチャーリーは捕まってしまう。ダーレクの船に連行され、マスター・クロックの修理を急かされるドクター。移動ポートで鏡の間にチャーリーと共に戻されるが、2人はひそかにダーレクの船に戻り、監視カメラのログをみる。シェイクスピアを殺すことが世界を支配する鍵とダーレクに入れ知恵したのはレーマンだった。シェイクスピアの作品はレーマンのアーカイブの中にのみ残り存在を抹消するとダーレクはレーマンに約束する。しかし、シェイクスピアの抹消がダーレクの真の目的とは思えない。ドクターは船のブラックボックスをチェックする。すると時間の裂け目の中で動けなくなったのは一機だけではなく、艦隊ごと動けなくなっていた。問題を解決するために4体のダーレクが対処していたが、裂け目が閉じ、3体は逃れたものの、1体は巻き込まれ命を落としていた。2体のダーレクとはドクターとチャーリーもあっているが、3体目の行方がわからない。

Part4

ダーレクはギャリフレイを侵略した時にアイズ・ハーモニーの仕組みを解読し、自らつくって手に入れた。タイムトラベルができるようになったダーレクは時間を書き換えようとしたが、時間の裂け目に閉じ込められ失敗。脱出した3体のダーレクがレーマンとオズリック教授が実験していた鏡をすり抜けてきて、やってくる。レーマンが握手をしようとしていて、一体のダーレクに触れたとたん消滅する。実はそのダーレクはレーマンがダーレク化されたものだった。ダーレクが歴史を変えようとし、事故で失敗。偶然時間の裂け目を見つけ、任務をやり直そうとしたところまでは判明したがシェイクスピアの存在が謎だった。しかし、ドクターはヴィオラがダーレクとレーマンの隠謀を知り、シェイクスピアを守ろうとして8才のシェイクスピアを自分と共に連れ帰ったため、タイムパラドックスが生まれ、人々の記憶から消えかかっていたのだ。チャーリーをダーレク船に連れていかれ、ドクターとヴィオラとフェドナンドは鏡の間に監禁される。決着をつけるため、3人は見張りについた2体のダーレクの裏をかき、鏡を使ってダーレク船に乗り込もうとするが...。

 

感想

面白いのだけど、複数のタイムラインを行き来するので把握するのにだいぶ時間がかかってしまった。ダーレクがギャリフレイを侵略し、アイズ・オブ・ハーモニーの技術を盗んだというのも時間軸が狂ったため起こったことのような気がするが、その狂いが起こった原因はダーレクではなくチャーリーにあるのではないかというのもなにやら不穏だし、今回の話が把握しづらかった要因の一つだ。シェイクスピアの存在は少年のシェイクスピアが未来で自分作品を読んじゃうのは、これまた歴史の変わる要因になるのではないかと心配になるが、レーマンとダーレクの関係などタイムパラドックスが絡みすぎて、いまひとつついていけなかったのが残念だが、ダーレクがシェイクスピアを暗唱したり、8thドクターにからかわれるところとか小ネタは楽しかったのでよしとする。

 

私の好み度:⭐️⭐️⭐️⭐️/5

<