ドクター・フーで英語の壁殴り中

英国のSFドラマ”Doctor Who”の小説やオーディオドラマを攻略中

Doctor Who: ZAGREUS - 1. Wonderland

8代目ドクター、ポール・マッギャン(Paul McGann)主演。 

Doctor Who - Zagreus

Doctor Who - Zagreus

 

"Neverland"の続き。

miyelo.hatenablog.com

 

 

あらすじ

目覚めたチャーリーは母親のルィーザ・ポラードから悪いところを治してもらうために手術を受けなくてはならないから病院に行ってドクターに会いに行くと言われる。言われるままについて行くものの、チャーリーは自分のどこが悪くて手術を受けることになったのか全く覚えがなく母親に尋ねるが呆れられ、姉妹のマーガレットやロマーナのようになぜ優秀ではないのかと落胆される。マーガレットは確かに妹だがロマーナの名前が出てきたことに驚くチャーリー。母親から“不思議の国のアリス”の本を渡され、1999年のクリスマスに祖母からもらった本と思い出し、チャーリーは懐かしむ。病院で、チャーリーはドクター・ザグレゥスの診察室の前に連れて行かれ、チャーリーがザグレゥスはドクターが名乗った名前だということを思い出す。扉が開き中から出てきたのはブリゲディアだった。

一方ザグレゥスとなったドクターはターディスの名前すら忘れていた。自分がどこにいるのかも、それまでの経緯も全く覚えておらず、ターディスを“船(シップ)”とよび、自分がマスターなのだから自分に従い、自分を助けろと乱暴に言い放つ。しかし、すぐに弱々しい声となり、助けを求めるその様子は元通りのドクターのようでもあった。話かけてきた“声”に誘導されるがままドクターは書庫の扉を開く。そこでドクターは、何も書かれていない白紙の歴史書を見つける。

その頃、チャーリーは病院ではなくターディスの中にいることに気がつき、ブリゲディアと話していくうちにアンチタイムのことや、ドクターが自分を助けるために犠牲になったことを思い出す。一方ドクターも聞き覚えのある声に導かれ、書棚から“不思議の国のアリス”の本を手に取る。クリスマスのメッセージが書かれているのを読むと扉が開き、ドクターはクリスマスのトキメキとアンチタイムのことを思い出す。ドクターは自分に話かけている声が同時に他の誰かも助けていることを見抜く。

一方チャーリーはドクターがザグレゥスと名乗り自分を殴り罵ったことを思い出して沈み込んでいた。さらに行方不明になった自分を探す母親の様子を見せられ、ようやくチャーリーはブリゲディアがブリゲディアの姿を借りたターディスであることに気がつく。取り込んだアンチタイム・エネルギーのせいでこれまでになく不安定になっていたターディスだが、アンチタイム爆弾を内側で爆発させたことによって起こった事となぜドクターがゼグレゥスとなったのか理由を突き止め、チャーリーとドクターを助けようとしていた。アンチタイムやチャーリーのことを思い出したドクターも、自分の意識の中のザグレゥスと対峙していた。

 

 感想

全てはアンチタイム爆弾のエネルギーを内包させたターディスの中で進行している物語。ターディスがこの危機を脱するために思い出せるドクターの記憶を元に擬似世界を作り出し、ドクターとチャーリー、それぞれに事態を打開する方法を模索させる。

チャーリーがクリスマスに祖母からもらった“不思議の国のアリス”のアリスのようにドクターとチャーリーはそれぞれ猫やウサギに導かれ、あの爆発で起こったことを見極めようとする。チャーリーはブリゲディア(ターディス)と共に冷戦時代の防衛省に潜入。そこでレヴェレントという科学アドバイザーが暴走し、とんでもない爆発を起こしてしまうという現場を目標することになるが、この一連の騒動がアンチタイムやドクター、チャーリー自身のこととどう繋がっていくのかは今のところ不明だ。

ドクターが次にターディスの外に出る時、ザグレゥスであればアンチタイムの勝利ということになる。ブリゲディアことターディスの様子だと、あの爆発でターディスも同じくダメージを受けているようなので、ターディスがアンチタイム爆弾のエネルギーを内包し続けていられるうちにドクターとチャーリーは解決方法を見つける必要があるということなのだと思うけれど、果たして可能なのか。結果的にチャーリーはあの飛行船の事故で死んだはずであって、ドクターと出会うというタイムラインを存在させてはいけないという答えしかもし導き出せないのだとしたら悲しすぎる。あとレヴェレント(声:Peter Davison) がドクターのメタファーなのかどうかも気になるところ。

 

⭐️⭐️⭐️⭐️/5

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