ドクター・フーで英語の壁殴り中

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Doctor Who: ZAGREUS - 3. Wasteland

8代目ドクター、ポール・マッギャン(Paul McGann)主演。 

Main Range 50: Zagreus (Unabridged)

Main Range 50: Zagreus (Unabridged)

 

 "HeartLand"の続き

miyelo.hatenablog.com

 

 あらすじ

 ダーク・タワーを目指そうとしたチャーリーとウインクルとレヴェレントとテペッシュはジャバウォックに襲われるが、なんとか手なづけジャバウォックの背に乗ってダークタワーを目指すことにする。ラシロンは自分がプレジデントの座に戻るためロマーナに退位を迫る。断ればリーラに喉を搔き切らせると脅す。ラシロンはさらにロマーナにザグレゥスを後継者に推薦するようにいう。

 ダーク・タワーについたチャーリーとウィンクルとレヴェレントとテペッシュはラシロンの謎かけを解きながら前に進む。すると、襲われているロマーナを見つけ、助ける。ロマーナはここがダーク・タワーではなくマトリクスの中だという。ロマーナは4人にラシロンを見つけドクターを取り戻すか、取り戻せなければドクターを殺そうと提案する。

 その頃、ドクターは地下に鎖で繋がれていた。ブリゲディアの姿をしたターディスはドクターがチャーリーを救うためにアンチタイム爆弾を自分の中で爆発させたことで長年の友情を裏切られたと感じていた。それをきいてドクターはターディスがチャーリーとのことで嫉妬しているのだと気がつく。ドクターはターディスを信じていたからこそアンチタイムのエネルギーを内包できると信じていたし、まさか自分の命まで救われるとは思っていなかったとターディスに自分の思いをぶつけるが届かずラシロンの元に連れて行かれる。

 ラシロンの居場所を探して進むチャーリーとロマーナ。謎を解いていくウインクルとレヴェレントとテペッシュに、チャーリーは3人がターディスが記憶から再現したドクターだと知る。しかし、そこにブリゲディアが立ち塞がるが、チャーリーとロマーナとリーラが妨害している間にドクターを救い出すよう3人、5th、6th、7thドクターに望みを託す。

 3人のドクターはダガーを造っている8thドクターを見つける。自分はザグレゥスと思い込んでいる8thドクターを3人はドクターだと説得しようとするが、そこにラシロンが現れ、ドクターはアンチタイム爆弾が爆発した時に死に、彼はザグレゥスだといい、8thドクターに3人のドクターを殺すよう命じる。3人のドクターはラシロンが恐れているのは違う宇宙からタイムロードよりも力を持った種族にこの世界に侵入され、ギャリフレイを滅ぼされることだと言い当てる。ラシロンはザグレゥスを別の世界からの侵略者を排除するための武器として誕生させたことを明かす。それをきいた8thドクターはラシロンのために殺しはしないとドクターとしての自分を取り戻す。しかしラシロンに3人のドクターを殺され、ドクターはザグレゥスとしてラシロンに服従する。

 その頃、ロマーナとリーラとチャーリーはザグレゥスと化したターディスを倒すことに成功する。チャーリーはついにドクターを見つけるが、ドクターは再びザグレゥスと化していた。そしてドクターはチャーリーにザグレゥスをコントロールできない自分を殺してくれと懇願する。チャーリーはドクターが自分が愛するように自分を愛してくれていると悟りドクターを殺す。

 8thドクターは3人のドクターの中で目覚める。“殺されたならリジェネするんじゃない?“と3人のドクターに軽く言われるが、リジェネする様子はない。8thドクターはようやくチャーリーに嫌われてしまったことがショックでザグレゥスであることを自ら受け入れてしまったことを悟る。諦めないことがドクターであることでドクターである限り諦めないと3人のドクターに励まされ、8thドクターは3人のドクターの力を得て真の意味でザグレゥスとなり、ラシロンに立ち向かう。

 ザグレゥスの力を利用して神として君臨しようとしているラシロンを他の宇宙へ追放する。ザグレゥスの力を行使したドクターは再び凶暴化してしまうが、ザグレゥスの影響下から解放されたターディスことブリゲディアが現れ、ドクターに“Drink-me-potion”を飲ませる。ドクターは正気を取り戻し、ターディス本来の姿を取り戻す。しかし、アンチタイムの力を持ったザグレゥスであることに変わりのないドクターはもうこの世界にいることはできなかった。ドクターはチャーリーに別れを告げるがチャーリーは到底受け入れられない。

 

感想

とても長い長いお話だったけれども、ラストのこの心地のいいカタルシスを味わうためなら何度でも聞き返したくなる。アンチタイム・エネルギーを内包したドクターはこの宇宙にとってはもはや脅威でしかなく、ドクターはターディスと共に生まれたての別の宇宙に行くことを決める。ドクターはチャーリーをこの世界から引き離すことはできないとチャーリーに別れを告げる。この時に喧嘩をしてしまい傷つくドクターが切ない。ギャリフレイやタイムロードへの失望をロマーナに吐露するシーンももう泣ける。そして向こうの世界に旅立ち1人ターディスに話かけるドクターがもうどんでもなく切ない。しかし、そしてリーラに背中を押されてターディスに密かに乗り込んだチャーリーの独白で物語は幕を閉じる。ドクターはまだチャーリーの存在を知らない。チャーリーはまだドクターには言わないでとターディスに語りかけながら、ドクターのことを見守っている。その締めくくりがとても可愛らしいのだ。時間すらない新しい宇宙でもチャーリーとドクターなら、2人一緒なら大丈夫。8thドクターとチャーリー・ポラード、聴き始めた頃はこんなに大好きな組み合わせになりとは思わなかった!

 

“Don’t tell him, Tardis. Not yet. Me? I left something behind. That’s all. Does it matter? All that does matter is..., It’s just You and me now. You and me and him. Until always. Until forever.”

 

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️/5

 

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