ドクター・フーで英語の壁殴り中

英国のSFドラマ”Doctor Who”の小説やオーディオドラマを攻略中

Doctor Who: The King of The Dead

ニッサを演じたサラ・サットンの朗読。

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どうでもいいんだけど、このカバーの5thドクター人相がちょっと悪すぎのような...😅

 

あらすじ 

 ついに1982年に到着したターディス。ドクターとティガンとニッサが外に出ると、そこはナイトクラブのステージのようで、会場から大きな拍手があがっている。3人は慌ててターディスに戻ろうとするが、”ドクター、ジュリアンが話したがっている“とスーツの男に呼び止められる。名を呼ばれたことに驚くドクター。ターディスが着地したのは“王の死”という芝居のステージ上だった。1930年代のロンドンの街並を再現してあり、観客は街を好きなようにぶらつく事ができる。その間、ストーリーも進行しているインタラクティブな芝居で、ティガンも列に並んでチケットをとっていた。プロモーターのジョシュアに無断で舞台にポリス・ボックスと一緒に3人が現れたことに腹を立てており、ゲリラ・マジシャンかと問い詰められる。ドクターはボックスはターディスというタイムマシーンで本当の目的地は2012年のロンドンオリンピックだったと言い訳するが、当然ジュリアンは信じない。ドクターは会場を映し出しているモニターに興味を持ち、そのうちの1つを指差し、あれは何をしているのかと尋ねる。それは247号室の中を映したモニターでマスクの男が映っていたが、ジョシュアも様子が変だと思ったらしく、医者が必要かもとドクターに同行を求める。その間、ニッサとティガンはジョシュア案内で会場内を回る。しかし、途中でジョシュアが突然足を止めたかと思うと、ニッサとティガンにここは危険だからドクターのことは忘れてすぐに逃げるようにと警告してくる。しかも自分はジョシュアではなくパトリックだというのだ。しかし、またすぐにジョシュアに戻り、案内を再開する。247号室でドクターとジュリアンはひどく怯えている男を見つける。ドクターは天井に巨大な蜘蛛をみつけ、ジュリアンに男をこの部屋から逃げるようにいう。

 王役が登場するとジョシュアはニッサとティガンを部屋の隅に案内し、王を迎える。王は“とて重い”と訴え王冠を頭からとると床に落とす。ニッサはその王冠が今の地球技術では精製できない金属でできていると気がつき驚く。思わず王役に自分で作ったのかと尋ねると、ティガンに今は芝居の最中だとたしなめられる。ティガンの手からジョシュアが王冠を受け取り、芝居は再開した。その頃ドクターは怯えている男から詳しい話を聞き出そうとしていた。そこで男がUNITの兵士であることを知る。しかし男の記憶は不鮮明でどんな任務についていたかもはっきりと思い出せないようだった。ドクターは天井の蜘蛛に気を配りながら、ジュリアンに病院に連れていった方がいいと耳打ちする。2人で協力して男を連れ出そうとするが、男は蜘蛛をみた途端怯えた声をあげ、それに反応して蜘蛛もガラスを壊すような異音をたてはじめた。異音はニッサたちにも影響していた。突然走り出したパトリックをニッサは追いかけたが、気がつけば王とティガンともはぐれて1人になっていた。ニッサはオフィスに戻ると、そこでパトリックを見つける。パトリックは復讐を果たすにはまだ早すぎるとぶつぶつ呟いている。ニッサは詳しく聞き出そうとする。一方、ニッサとはぐれたティガンはドクターにそれを伝えるため247号室行き、そこで意識を失って床に倒れているドクターと介抱しようとしているジュリアンを見つける。ドクターの意識はすぐ戻り、蜘蛛のような姿をしたエイリアンから攻撃を受けたとティガンに話す。記憶を盗まれそうになったが、ドクターは防衛できた。しかし、先程のUNITの男は方法を知らないので防ぎようがなかった。男はジュリアンの手配した救急車で病院に運ばれた。ティガンはニッサが芝居でつかっていた王冠について不思議なことを言っていたとドクターに伝える。その頃ニッサはパトリックの父親がUNITのキャプテンで任務で命を落とし、極秘任務であるがため死の詳細は家族には明かされなかった。パトリックは父親の死の真相を知るためにUNITに入ったという。

 

感想

 戦いの中で命を落としたUNITの下士官の家族の想いというのは新鮮な目線だったと思う。ドクターのことも話できくだけで実際にはあったこともないUNITのメンバーは大勢いたはず、とううかむしろその方が多いだろう。存在自体が機密であるため、“君の父親はヒーローとして死んだ”としか聞かされず、ヒーローと死んだと言われても、誰1人感謝を示してくれるわけでもない。おれの親父のおかげで今お前らはそこでヘラヘラ笑ってられるんだよとパトリックが不満を募らせていく気持ちもわかる。その気持ちをエイリアンに増幅され、復讐に駆り立てられていくパトリック。その気持ちを汲み取りつつも復讐は何の解決にも救いにはならないと語りかけたのがニッサ。ニッサはマスターに父親を殺されていて、しかもマスターはその父親に憑依して、ニッサの母星を破壊し、ニッサのこともマインドコントロールして利用したし、ニッサが最初に知り合った4thドクターも死に追いやっている。......改めて書き出すと、マスターに本当にとんでもない目に合わされてるなニッサ。まぁ、それはされおき、ニッサの体験談とパトリックの体験があまり響き合わず残念。しかも同時に劇中の芝居も進行しているので、ジョシュアとパトリックのスイッチ具合が、エイリアンに操られてのことなのか、役者だからなのかがわかりにくかった。“王の死”の芝居のクライマックスで行われるパトリックの選択。ドラマチックかもしれないが、いくらなんでも盛り過ぎという印象は否めない。結局何を一番この話であぶり出したかったのかもよく見えなかった。残念。

 

好み度 ⭐️/5

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