ドクター・フーで英語の壁殴り中

英国のSFドラマ”Doctor Who”の小説やオーディオドラマを攻略中

Doctor Who: The Pirate Planet (story by Douglas Adams)

 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

Doctor Who: The Pirate Planet

Doctor Who: The Pirate Planet

 

 あらすじ

6つの”時間の鍵”を回収するという任務を”白の守護者”から与えられたドクター。

 タイムロード見習いのロマーナと共に無事に一つ目を回収。二つ目の鍵を回収すべく追跡器の示した場所、惑星カルフラクスへとターディスで飛ぶが、到着したのは全く違う惑星ザナクだった。座標は間違っていないのにカルフラクスではない惑星にターディスが着地したことに困惑するドクター。そのザナクは空から宝石が降り注ぐ途方もない富に恵まれた惑星で、そのことにもドクターは釈然としない。そこでザナクの統治者であるキャプテンに話を聞きに行くことにする。

 

感想
ダグラス・アダムスが書いたDoctor Whoのスクリプトを小説化したもの。とんでもなくコミカルで登場人物も皆ユニーク。ターディスもK-9もしっかり性格付けされており、コミカルシーンもばっちり用意されている。ロマーナとドクターの師弟関係があるようなないような関係も面白い。とほうもなくスケールの大きな話から、せつなくなるようなみみっちいネタに落とし込まれ、それがまたとんでもない規模で物語が重要な方向へと転がっていく。ダグラス・アダムスの凄まじいまでのイマジネーション力にただただ脱帽するばかりだ。
あとがきで、この小説を書くうえで筆者が参照したダグラス・アダムスが書き残した残したこの作品のメモやサマリー、第1稿から改稿、リハーサル原稿などについていろいろと考察されているのも興味深く読めた。

<