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Doctor Who : The Good Doctor

13代目ドクターとグラハム・オーブリエン、ライアン・シンクレア、ヤスミン・カーンの冒険。

Doctor Who: The Good Doctor

Doctor Who: The Good Doctor

 

あらすじ

 偶然降り立ったとある植民惑星ロボスで入植者である人間と先住民のロバとの間で泥沼化した戦争を調停したドクターとヤズとライアンとグラハム。めでたしめでたしとターディスで立ち去るが、ライアンが携帯電話をうっかり忘れてきてしまう。

 

再びロボスに戻り、ヤズとライアンをターディスに残し、ドクターとライアンは携帯電話を取りに行くが、途中でターディスの形をした巨大な建物を見つけ、中を探索する。そこでグラハムの姿が描かれたステンドグラスを見つけ、グラハムがこの星に平和をもたらした“Good Doctor”として神格化されていることを知る。一方、なかなか戻らないドクターとライアンのことが心配になったヤズはグラハム誘って外に出るが“暗くなってから女性が外を出歩くことは法律で禁じられている“と飛んできたドローンから警告を受ける。ヤズはターディスに逃げ込もうとするがレーザービームで撃たれ気を失ってしまう。グラハムは連れていかれるヤズを絶対に見失うまいと後をつけていく。

 

感想

今時の問題を取り込めていて、とても面白かった。ライアンが落とした携帯電話を取りに戻ったドクター達は平和をとりもったその600年後に来てしまったわけで、その間に話が曲解され、それが長い時間をかけて常識として固定化してしまう。そうなってから、それは事実とは違うと言ってもなかなか受け入れてもらえない。人は見たいものしか見ないし、信じたいものしか信じない。まったく関連性のないものに勝手に意味づけし、自分の都合のいいように解釈する。宗教がなぜ恐ろしい火種になるのか、妄信や憎悪の恐ろしさ、暴力がもたらす悲惨さなどがわかりやすく描かれていたと思う。ドクター、グラハム、ライアン、ヤズは今までになく大変な目にあったけれど、素朴さとめげない明るさを最強の武器としてそれぞれに精一杯できることを頑張る感じが読んでいても気持ちよかった。本当にこの4人はいいチームだと思う。

 

“I’m the Doctor.”

“The Good Doctor?”

“The Doctor Who Tries To Be Good? Doesn’t have quite the same ring to it, does it?”

 私の好み度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

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