ドクター・フーで英語の壁殴り中

英国のSFドラマ”Doctor Who”の小説やオーディオドラマを攻略中

Doctor Who: The Devil’s Footprints 

7代目ドクターとメルの冒険。メルを演じたのボニー・ロングフォードが朗読。

 

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 あらすじ

 化石の話で気の合う友人レベレント・H.T.エレコンブから久しく連絡をもらっていないことを気にしたドクターはメルと共に1950年の地球のとある村を訪ねることにする。ターディスを出ると1月の真冬だけあってあたり一面銀世界だった。教会を目指して歩き出した2人だったが、メルがふと雪の上の足跡に気がつく。鳥ではないが明らかに二足歩行の生き物のものだ。メルは正体を突き止めたがったが、ドクターは先に友人に会いに行きたがっていた。ちょうど2人の村人と足跡を調べに外に出てきていたレベレントを見つけドクターは再会を喜ぶが、メルはレベレントがドクターの登場をむしろ迷惑がっているように見えたことが気になる。ドクターは謎の足跡についてレベレントに尋ねるが、レベレントも調査中だという。レベレントの家まで来てもメルは不信感をぬぐいきれず、ドクターとレベレントが話している間、お茶を入れにいくふりをして家の中を探ってみる。すると明らかに19世紀の地球に属していないテクノロジーのものと思われる小箱を見つける。

感想

“パランプセスト”という言葉をはじめて知った。既に何か書いてある羊皮紙を再利用し、その上に重ね書きをしていくことらしいのだが、今回の異星人はこの能力を他の生物に対して使うことができ、ドクターの化石友達であるレベレント・H.T.に成り代わっていた。大切な友人を助けられなかったとドクターは涙を零して悲しむが、ところが、ドクターがレベレントと化石について熱く語り合える仲になったのは、既に異星人の重ね書きが行われてからだったということが判明する。つまりドクターの友人は失われておらず、メルが気がついたにも関わらず、ドクターがレベレントの違和感を全く感知しなかったというのも頷ける。これからも化石について語り合うことができるという、そこはドクターの孤独を思えば嬉しいような、普通の人間だったら、気の合うドクターの親友になれてなかったかもしれない可能性を思うと切ないような。でもレベレントが異星人に乗っ取られてしまったというの事実だしというなかなか複雑な味わいのお話だった。

私の好み度: ⭐️⭐️⭐️⭐️/5

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